下降相場で、図の左から三本目のように大陰線を出し、図の左から四本目の足のように、マドを空けて始まり、下ヒゲを長く出し短い陰線で終わった形をたくり線と言います。大きく売りが出たものの、買い圧力に押され下ヒゲを長く伸ばし以後上昇に転じると考えられ、翌日陽線が確認できたら買いのシグナルとされています。
(みんなの株式 より抜粋)
【 底入れ暗示 買いシグナル 】
下落相場で大陰線が出現し、翌ギャップダウンして始まり、下髭が長くのびて終わった形。
投資家心理としては、下落相場が続く中、失望感から投げ売りが起こり大陰線を付けますが、翌さらにギャップダウンし、窓を開けて取引が成立して始まります。
多くの売りを持ち越しているため、さらに大きく下値を追いますが、売りと買いが交錯し、次第に買い勢力が勝るようになり、引けにかけて大きく値を戻します。
ポイントはギャップダウン後の下髭の長さで、長ければ長いほど潜在的な反発力が大きいといえます。
翌「陽線」を付ける事で、上昇相場へと移行したことを暗示させます。