上昇相場のあと、図左から四本目の足のように前日の終値よりも低く始まり、その日から陰線が三本連続でタスキがけのように出現する形を三羽烏と言います。三本連続陰線でも下にマドをあけていたり、図左から三本目の足よりも高く始まって三本連続陰線が出た場合などは、逆に買いのシグナルになる場合もあるので、注意が必要です。
(みんなの株式 より抜粋)
【 天井暗示 売りシグナル 】
上昇相場において、陰線が前日陽線の終値よりも低く始まり、タスキ(前日陰線の実体の中から始まる陰線)が3連続で続いた状態。
投資家心理としては、上昇相場とはいえ3連続陰線は、多くの投資家に不安を与えます。一方、強気な投資家は絶好の押し目と見て、買い注文を入れていきます。
ポイントは図左から3本目の陽線よりも、大きく下げて1本目の陰線が始まることで、一部の投資家にしか知りえない何らかの情報によって大量の利益確定売りがもちこまれたものと考えられます。
しかし、その情報を知らない強気の投資家などによって、依然押し目買いも入る点から、2連続で前日陰線の実体内から寄り付きますが、結果売り圧力に負けて、3本の陰線を引いたものと考えられます。
そして、当初の大量の売り注文の元となった情報が、一般にも浸透され始められ、さらにもともと上層相場であったことから、ある程度の株価の上方乖離が起こっている点から、相場は一気に下げ相場へと転換していきます。
この足型は、みん株にも書かれている通り、窓を開けてしまったり、寄り付きのポイントによって、逆に買いシグナルとなることがあるので注意が必要です。