下降相場で、図右から三本目の足のように、前日の終値よりも大きくマドを開けて始まり、急反発して前日の終値付近まで上昇した大陽線が出現した形を逆襲線と言います。大陽線であることがポイントです。売り圧力が一段落し、今後上昇に転じると考えられ、買いのシグナルとされています。
(みんなの株式 より抜粋)
【 底入れ暗示 買いシグナル 】
下落相場で下窓を大きくあけて始まるも、大陽線をつけて前日終値付近まで急反発した状態。
投資家心理としては、下落相場が続く中、悪材料などで投げ売りがおこり、大きく下窓を開けて始まってしまいます。
しかし、場中に公式に悪材料が否定されるなどして、相場は急反発を見せます。
この足組のポイントは、大陽線の引け値と前日の引け値の間に窓が生じていることで、一気に買い戻されている一方で、引き続き上昇軌道を描くことへの懐疑的な見方から、売り注文が頭を押さえて引けたものと考えられる点です。
基本的には反発を暗示しますが、悪材料がデマであっても、一度ついた印象はなかなか払拭できないということもあり、翌日以降、上値が重いようであれば、手仕舞いするのが無難です。