なにはともあれ、「システムトレード」を始めるにあたって、売買ルールを作成する環境を整えなければいけません。一般的には過去の株価データを入手し、Excelなどを利用して開発するそうですが、私のような素人にはハードルが高すぎます。
そこで登場するのが市販の「システムトレード開発ソフト」です。私の場合は先輩トレーダーから教えてもらった「イザナミ」を初めから使っています。後から他の検証ソフトの存在を知り、いろんな「シストレ開発ソフトランキングサイト」やオフィシャルサイトを覗いてみましたが、個人的に「イザナミ」を超えるものはありませんでした。
ここでは、私が「イザナミ」を使い続ける理由を、少し紹介したいと思います。
操作性が抜群!マウスと数字の入力だけで開発が可能
複雑な計算式を組んだりする必要はなく、用意された指標を組み合わせたり、それぞれの数字を調整するだけで、簡単に売買ルールを開発することができます。
また、画面構成やアイコンなどのUIも、とてもよく考えられていて直感的な操作が可能です。2011年10月にはイザナミVer.2になりインターフェースが一新し、「パレットアルゴ」を採用することによって、さらに直観的な開発が可能になりました!
このバージョンアップによって、「複数売買ルール検証機能」が追加され、複数戦略の並行運用時の検証が非常にやりやすくなりました。さらに「相場情報」「ランキング情報」などを使った戦略開発も可能になり、戦略開発の自由度が格段に増しました!
株価データの更新が無料
私はイザナミを初めに使っていたので当たり前と思っていましたが、他の検証ソフトでは「毎日の株価データ更新」が有料だったりします。長くソフトを利用する上で、ランニングコストはとても重要なポイントです。
また、株価データ更新も含めた起動やバックテストのスピードなど、ソフトの動作が非常に軽快です。(パソコンのマシンスペックにもよりますが)
テクニカル指標が豊富(指標一覧)
いろんな比較サイトでも紹介されていますが、イザナミで用意されている指標はとても豊富で、イザナミでしか用意されていない指標も多く存在します。
【 基本値 】
始値 / 安値 / 高値 / 終値 / 前日比(円) /
前日比(率) / 前日比(Tick) / 胴上値 / 胴下値 / 出来高 / 出来高上昇率 /
売買代金 / 最低購入価格 / 単元株数 / 日経225銘柄 /
上場廃止銘柄 / 期間上昇(円) / 期間上昇(率) / 期間上昇(Tick) /
期間安値 / 期間高値 / 期間安値高値の中間値 / 期間最大出来高 /
期間最大終値 / 期間最小終値 / 真の値幅 / 真の安値 /
真の高値 / +ATRのn倍 / -ATRのn倍 / 始値+ATRのn倍 /
始値-ATRのn倍 / 安値+ATRのn倍 / 安値-ATRのn倍 /
高値+ATRのn倍 / 高値-ATRのn倍 / 終値+ATRのn倍 /
終値-ATRのn倍 / 終値と+ATRの乖離率 / 終値の位置 /
年初来安値 / 年初来高値 / 陰線 / 陽線 /
十字線 / Stop高(終値) / Stop安(終値) / Stop高(高値) /
Stop安(安値) / はらみ線 / はらみ線(陰陰) / はらみ線(陽陽) /
はらみ線(陰陽) / はらみ線(陽陰) / 上髭(円) / 上髭(Tick) /
下髭(円) / 下髭(Tick) / 窓開け(円) / 窓開け(率) /
窓開け(Tick) / 上窓開け-下落(円) / 上窓開け-下落(Tick) /
下窓開け-上昇(円) / 下窓開け-上昇(Tick) / 上窓開け / 下窓開け / 翌日始値 /
日付 固定値で指定 例:20091003 / 曜日 固定値で指定 [月:1][火:2][水:3][木:4][金:5]
【 オシレーター系 (買われ過ぎ、売られ過ぎを見る) 】
サイコロジカル(率) / サイコロジカル(勝敗) / サイコロジカル(●○) /
モメンタム / ROC / RSI / VR1 / VR2 /
W%R / RCI / CCI / MACD /
MACDシグナル / MACDヒストグラム / ストキャスティクス%K /
ストキャスティクス%D / ストキャスティクス%SD / 強弱レシオA(ABレシオ) /
強弱レシオB(ABレシオ) / 究極のオシレーター / レシオケータ /
DMI(+DI) / DMI(-DI) / DMI(ADX) / 東証1部 騰落レシオ
【 トレンド系 (株価が現在向かっている方向性や位置を見る) 】
移動平均(終値) / 移動平均(始値) / 移動平均(安値) / 移動平均(高値) /
移動平均(真の値幅) / 移動平均(真の安値) / 移動平均(真の高値) /
移動平均(出来高) / 移動平均(売買代金) / 平滑移動平均 /
移動平均乖離率(終値) / 移動平均乖離率(始値) / 移動平均乖離率(安値) /
移動平均乖離率(高値) / 移動平均乖離率(真の値幅) / 移動平均乖離率(真の安値) /
移動平均乖離率(真の高値) / 移動平均乖離率(出来高) / 移動平均乖離幅(終値) /
移動平均乖離幅(始値) / 移動平均乖離幅(高値) / 移動平均乖離幅(安値) /
平滑移動平均乖離率 / 加重移動平均乖離率 / 一目均衡表(転換線) /
一目均衡表(基準線) / 一目均衡表(先行スパン1) / 一目均衡表(先行スパン2) /
一目均衡表(遅行スパン) / 一目均衡表(クモの幅) / 一目均衡表(クモの幅)(率) /
一目均衡表(クモの上限) / 一目均衡表(クモの下限) / ピボット(上方BO) /
ピボット(抵抗線2) / ピボット(抵抗線1) / ピボット(支持線1) /
ピボット(支持線2) / ピボット(下方BO) / ボリンジャーバンド /
フィボナッチ押し / フィボナッチ戻し
【 日数系(更新日数や連続日数を知る) 】
連続出来高増加日数 / 連続出来高減少日数 / 連続上昇日数 /
連続下落日数 / 連続安値切り上がり日数 / 連続安値切り下がり日数 /
連続高値切り上がり日数 / 連続高値切り下がり日数 / 連続陽線日数 /
連続陰線日数 / 年初来安値更新日数 / 年初来高値更新日数 /
期間安値更新日数 / 期間高値更新日数 / 期間出来高更新日数 /
期間高値更新日からの経過日数 / 期間安値更新日からの経過日数 / 期間出来高更新日からの経過日数
最適分散投資が強力
優秀な売買ルールを作るには、実際の資金管理を想定した開発を行うことが非常に重要になります。その点イザナミでは「最適分散投資」として、運用資金、分散銘柄、1銘柄あたりの資金量など、細かく設定することができます。
イザナミ+売買ルールセットで大幅割引ゲット & スタート!
まずは実際にソフトを触ってみるのが一番ですが、やみくもにソフトを開いて操作してみても、どこをどうしていいのか分からず、スタートが切れないなんてことも・・・。
そんな初心者の方にもすぐに試せるように、システムトレード戦略の専門家が開発した「イザナミ公認売買ルール」とのセットもありますので、実際に機能する優秀な戦略をベースに使い始めてみるのをお勧めします。
しばらくしてイザナミの操作に慣れたら、ベース戦略をカスタマイズしてみるのもいいですし、過去の有名チャートパターンをベースにオリジナル戦略を作るのもとてもおもしろいと思います。